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日本工業規格に準じた国内製造のスチール製アイボルト。【特長】・リングと一体化さ...
スチール製アイボルト。
アイボルトの寸法図
首下には必ずr1以上の丸みを付けること。
穴の形状
アイボルト。
アイボルトは重量物を吊り上げるために使用され、破損時には大きな事故に結びつく恐れがあるため、重要保安部品として日本工業規格で取り扱われている
現行の規格番号はJIS B1168-1994で過去3回改正。
垂直吊り / 45度吊り
45度吊りの場合は、さぐりなどを施しボルトの座面が相手と密着し、2個のアイボルトのリングの向きが、上左図のように同一平面内にあるときの使用荷重を示す。
メートルねじJIS規格品の使用荷重表示
ねじの呼びM16以上のボルトには、ねじの呼び及び製造業者の略号を表示する。刻印はNCマーク。メートルねじJIS規格品の使用荷重は、リング部分に刻印。
※1.アイボルト1個による垂直吊り及び2個による45度吊りの使用荷重を確認頂き、その範囲内でご使用ください。
※2.メートルねじJIS規格品の使用荷重は、SWL/○T(WLL/○T)として上図の様に製品の環状リング部に表示を行っています。
※3.ウィット品は、JIS規格から削除となった為、使用荷重の製品への表示は行っていません。
横吊り / 引き起こし
横吊り荷役は事故の元。横吊りはしないでください。
マルチアイボルト
荷起こし作業など、どうしても横吊り作業が避けられない場合には、横吊り専用に開発した「マルチアイボルト」のご使用を推奨いたします。
2個のアイボルトの軸を含む平面/アイボルトの軸/アイ
2個のアイボルトを締め付けてリングの向きが同一平面内(図のように2個のアイボルトの平面は2個のアイボルトの軸を含む平面から5°以上傾いてはならない)におさめる事が必要。もしリングの向きが違う場合はざぐりなどを施すか適当な座金を使用し同一平面内におさめる。
60度以上が好ましい
物体を吊る角度は60°またはそれ以上が好ましい。
タスキ掛けは、ねじの緩み又は過締めになり危険
リングに通すロープやチェーンは、必ず1個に1本を用いる。
急激な地切りは非常に危険。吊り上げ物体の重量だけでなく吊り上げる加速度に比例する大きさの慣性力がアイボルトに更に加わるので、使用荷重にかかわらず破損を生ずる恐れがあるため、地切り作業はより慎重に行う。
玉掛け作業は有資格者が行う。荷役物体の下は勿論のこと、搬送経路への人の侵入に気をつける。
日本工業規格に準じた国内製造のスチール製アイボルト。
【特長】
・リングと一体化された形状のボルトで、熱間鍛造で製造。
【用途】
・土木、建築、造船、金型、機械設備、配電盤など重量物の吊り上げに最適。
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