側面加工は、5軸制御マシニングセンタによる加工のように被削材に対して任意に工具姿勢を変化させることが可能な場合は、工具の突き出し量を最小限に抑えることが可能になります。
しかし、一般的に行われている同時3軸の切削加工では、工具の突き出し量が多くなったり、工具の一部とワーク面が接触するなどの可能性があり、対策が必要になります。
特に、工具とワークの干渉は、トラブルの原因になるため、どのように対応できるかを教えてください。
刃径とシャンク径が同寸のエンドミルで深いキャビティなどの側面加工を行うと、工具やホルダーなど、切れ刃部以外の箇所がワークに接触する可能性があります。その結果、切削時に振動が発生するため、工具やワークの損傷につながります。

■ワークの干渉を起こさない工具とは
シャンク径より刃径の大きい工具で加工することにより、シャンク径の干渉を避けることができます。
また、シャンク径に首逃がし部を設けることにより、同様の効果を得ることができます。

サイト改善にご協力ください
MISUMIへのご意見をお聞かせください。
お送りいただいたご意見に対する、個別の返答はいたしかねます。
回答をご希望のお客さまは、お問い合わせフォームをご利用ください。
個人情報・お客さま情報保護方針
ご協力ありがとうございました。
お送りいただいたご意見に対する、個別の返答はいたしかねます。
回答をご希望のお客さまは、お問い合わせフォームをご利用ください。
個人情報・お客さま情報保護方針