商品仕様

特長
●シャープな形状のねじれ刃により、バリの少ないきれいな加工面を実現します。また、アルミ特有の構成刃先を防ぎます。
推奨切削条件
アルミ加工用超硬面取り用エンドミルによる切削
・穴面取りを行う場合は下記の面取り条件で送りを50%でご使用下さい。
・機械、チャックは剛性のある精度の高いものをご使用ください。
・切削油は被削材に適したものを選定してください。
・ご使用の加工機で回転速度が上がらない場合は、送り速度と回転速度を同じ比率で下げてご使用ください。
・エンドミル取り付け時の刃先の振れは0.01mm以内に抑えてください。
・刃の根本付近を使用した場合の加工条件です。
型番 SEC-ALMEM
被削材 | アルミ合金(A5052等) |
---|
刃径D | 送り速度 (mm/min) | 回転速度 (min-1) |
---|
3 | 1,160 | 15,000 |
4 | 1,010 | 11,000 |
6 | 780 | 7,450 |
8 | 690 | 5,550 |
10 | 650 | 4,450 |
12 | 610 | 3,700 |
Ad | ≦0.3D |
---|
技術情報
【Question】
工具の抜け際に発生するバリをうまく処理するには?
工具の抜け際に発生したバリを除去するのに、かなりの時間を要しています。
なぜ、バリが発生するのでしょうか?また、発生してしまったバリを、短時間で処理するにはどのような方法がありますか?
【Answer】
バリ発生について
工具の抜け際で、空間に飛び出した削り残し部分がバリとなります。
被削材別で見ると、アルミ・銅合金のような軟質材では大きなバリ、高硬度材の場合は小さなバリ、鋳鉄では負のバリ(欠け)など、被削材に応じて異なったバリが発生します。
その他のバリ発生事例として、切削面の「むしれ」があり、切削加工ではバリ発生は避けられない現象と言えます。

バリの抑制方法
1. バリ発生の空間を極力無くす
工具の抜け際に発生するバリを抑えるには、バリ発生の空間を無くす事が有効であり、例えば抜け際に面取りをほどこすなど、空間を狭める対策などが考えられます。
2. 切削条件でバリを抑える
削り残しを最小限に抑えるには、最適な工具、切削条件の選択が必要となります。
・すくい角が大きく、シャープな切れ刃の工具を選択する。
・切削速度を上げ、切削特性を高める。
・特に仕上げ切削では、切り込み量と送り量を最少にする。

バリの除去方法
面取りエンドミルを使用し、バリを取るのが有効です。
基本情報
【特長】
・シャープなねじれ刃により、バリの少ないきれいな加工面を実現
・シャープな形状のねじれ刃により、バリの少ないきれいな加工面を実現します。また、アルミ特有の構成刃先を防ぎます。
《価格》
・通常単価4510円/本~(1本~4本)
・まとめ発注でさらにお得4150円/本~(10本~29本)
(i)ご注意
- 「CADデータ」、「CAM・工具管理ソフト用データ」のある商品を絞り込む場合は、絞り込み条件該当項目の希望データを選択してください。(一部データのご用意がない商品もございます。)
詳細は「切削工具データダウンロードサービス」ページからご確認ください。
サイト改善にご協力ください
MISUMIへのご意見をお聞かせください。
お送りいただいたご意見に対する、個別の返答はいたしかねます。
回答をご希望のお客さまは、お問い合わせフォームをご利用ください。
個人情報・お客さま情報保護方針
ご協力ありがとうございました。
お送りいただいたご意見に対する、個別の返答はいたしかねます。
回答をご希望のお客さまは、お問い合わせフォームをご利用ください。
個人情報・お客さま情報保護方針